年の離れた妹へ。手作りのつまみ細工で飾る成人式

公開日:2026/4/27


こんにちは、まおです。
今日は久しぶりに、私の「趣味の手芸」のお話を少し。


実は、日々の仕立て仕事の合間に、昔から色々な手芸を楽しむのが好きなのです。
今回は、クローゼットの奥から懐かしい写真が出てきたので、ご紹介したいと思います。


それは、今から約3年前のこと。
年の離れた妹が成人式を迎える際、「何か記念になるものを」と思い立ち、つまみ細工の髪飾りを手作りしました。



↑こちらの写真が、その時の様子です。


初心者だからこそ、たくさん作って


当時の私は、つまみ細工に関しては完全な初心者。
大きな華やかなお花を作る技術はなく、小さなパーツをコツコツと作ることしかできませんでした。


「どうしたら華やかになるかな…?」


と悩んだ末の作戦は、「とにかく小さいのをたくさん作って、数で勝負する!」こと。


妹が着る着物の色に合わせて、オレンジ、緑、白の布地を選び、小さな「剣つまみ」や「丸つまみ」をひたすら折っていきました。


それでも、小さな花だけでは髪飾りのボリュームが出ません。
そこで、花と花の間の「空間のつなぎ」になるように、パールのピックや、チュールを使った飾りも手作りして組み合わせました。


そしてもう一つのこだわりが、この薄い緑色の房飾り(タッセル)です。
実は、これも自分で染めたのです。本当は、濃い緑色になってほしかったのですが、タッセルがポリエステル素材なこともあり淡く色づきました。


染色も素人同然ですが、昔、洋裁教師をしていた時代に舞台衣装を作る際、「どうしてもこの色の生地がない!」という時に、市販の染色剤を使って自分で染めていた経験がありました。


「あの時の経験が、こんなところで役に立つなんて」


と、昔の自分に感謝しながら、適当(笑)になりつつも何とかイメージ通りの色に染め上げることができました。


美容師さんの魔法にかかって


こうして出来上がった、小さなつまみ細工の花、パールのピック、チュールの飾り、そして自分で染めた房飾り。


それらをひとまとめにして、「あとはよろしくお願いします!」と、美容師さんへ全投げ(笑)。


当日、仕上がった妹の髪型を見て、私は本当に驚きました。



私がバラバラに作った小さなパーツたちが、美容師さんの神業のような技術によって、まるで最初から一つの大きな髪飾りだったかのように、完璧に飾り付けられていたのです。


「美容師さんって、本当にすごい…!」


自分ではどうにもできなかった小さなパーツたちが、魔法にかけられたように輝いているのを見て、妹の晴れ姿への喜びと共に、プロの仕事への深い敬意を感じた出来事でした。


久しぶりにこの写真を見て、妹の成人式のワクワクした気持ちや、徹夜でつまみ細工を折っていたあの頃の情熱を思い出しました。


やっぱり、ものづくりは楽しいですね。


日々の仕立て仕事も、この時のように、お使いいただく方の「特別な一日」を彩るものでありたいと、改めて思いました。


余談ですが、この日のためにネイルも私が担当しました。

実はネイルの勉強をして資格も取得しており、現在は出張ネイリストとしても活動しています。
新規の受付は現在お休みしていますが、「お洋服やイベントに合わせたネイルチップ」のオーダーなら、喜んで承ります!


まだ販売ページを準備している段階ですが、カラーサンプルの貸し出しなど、本格的な始動に向けて準備中です。特別な日の一着に合わせて、指先までトータルでコーディネートをお手伝いできれば嬉しいです。……と、ちょっぴり宣伝でした。